ドローン米プロジェクトに参加しています

園長です。

つじ農園では、ドローン・ジャパン株式会社と提携して、「ドローン米」プロジェクトに参加しています。

ここでは、ドローンを中心としたIT技術を活用して、環境負荷の低い稲作をしている全国の農家のお米を購入することができます。

北海道から九州まで、みなさんそれぞれ各地で重要な役割を果たしている方々ばかりです。

いろんな品種があり、有機栽培のものも多いです。それぞれの地域の味を楽しむことができますので、ぜひいろいろ試してみてください。

ご注文はこちらから⇒⇒ https://dronerice.theshop.jp/

 

少し、ここまでの経緯を。ドローンは今でこそ農業分野での活用を見込まれていますが、

2016年に私が農園をはじめるときにはまだ、農薬散布に使えそうだというくらいの印象で、ドローンを見たことがある人も少ない状態でした。

私はそのころすでに、「ドローンの鳥の目を栽培管理に活用しよう」というイメージをしていましたので、

独自に先行事例をみてまねできそうな機材をそろえたり、カメラを改造したりしていました。(そのおかげで日本農業新聞の一面を飾ってしまうのですが・・・)具体的には、ドローンで撮影した画像で、植物の生育の良しあしを離れたところから判定しようというものです。リモートセンシング技術と言います。

しかし、素人のできるのはこの程度、行き詰った私はインターネットで検索したドローンサービスの会社に声をかけることになり、そこで、ドローン・ジャパンの勝俣社長と出会いました。

彼らはすぐに私の状況を理解してくれて、私もまた彼らの取り組みの困難ぶりを理解しまして、じゃあ一緒にやりますかとなったのです。そこからは、お互いに手探りでドローン活用やITの農業現場での活用について、冬は議論、夏は実践と知見を積み重ね、仲間も増えてきました。この技術を稲作に適用するのはなかなかに難しい話です!(水田の特性、水があり、畔があることから。麦や畑作物ならもっと楽、世界中に事例もあります)

何種類ものドローンを飛ばしたり、田んぼの中にセンサーを入れたり、田んぼの中を自動で走り回るルンバのようなものも作り始めています。すったもんだしながらも、彼らとは4年間に渡ってお付き合いをさせてもらっています。先日のNOSAI会報の表紙は(これ⇒ https://tarafuku.org/2020/3703/ )その記念写真にぴったりでした。

ドローンジャパンとつじ農園が想像するような農業の新しい形はきっと来ると思います。

ドローンジャパンの取り組みと、ドローン米を生産する農家のそれぞれの想いも是非ご覧ください。

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